歴史ファンにもっとも人気があるのは戦国時代だという。中でも最大の歴史ミステリーは、本能寺の変だろう。戦国最強のヒーローといえる織田信長の亡骸(なきがら)は本能寺の焼け跡から発見されなかったこともミステリーのひとつだ。その解答ともなる小説「信長燃ゆ」の作者が、信長と信長に敗れ去った25人の武将についてつづった歴史エッセー。
まさに本能寺の変の真相を記した「富士山麓にある信長の首塚」は、収録された1編だが、富士の宮市の西山本願寺を実際に訪ねながら、なぜこの地に首塚があるのか、本能寺の変の〝真犯人〟は誰なのか、短い文章の中で明らかにしてくれる。
「桶狭間の戦いは奇襲ではなかった」「天才的な駆け引きで勝利した長篠の戦い」「利休切腹の真相と石田三成」「川中島の戦いの真相」...など歴史好きには応えられないテーマで、現地を見た上での独自の快刀乱麻の新説が興味をそそる。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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