「卒業したあとは、とりあえずどこかの会社に就職する」という時代が終わりつつある。それでもまだ、「サラリーマンになる」という選択技を選ぶ人が大多数だし、それが「常識」だと思っている人も多い。だが、さまざまな理由で会社という組織になじめなかった人、そもそも会社に入れなかった人、アルバイトもなかなか続かないという人も大勢いる。本書はそんな人たちに向けた新しい生き方の本だ。
「企業」と聞けば、大金を準備して、綿密な事業計画を出して...と大がかりなものを想像するが、本書で語られる「しょぼい起業」はそうではない。コストを最低限に抑え、一攫千金を目指さずに、食べていけるくらいの売り上げを目指す。「やりたいこと」ではなく、「できること」を軸に事業内容を考える。不況が長びき、雇用が不安定になっているいま、「「しょぼい起業」という生き方は、一種のムーブメントを起こすかもしれない。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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