外国人による土地取得には、何らかの規制を設けている国が多い。インドネシア、フィリピンでは原則不可。ケニアでも農地、沿岸部は制限される。だが、日本には規制がない。それをいいことに、北海道や沖縄で、森林や農地を中国が、"爆買い"している実態を暴いた『爆買いされる日本の領土』の続編の本書。事態は混迷の度をさらに深めている。
冒頭紹介されているのは、沖縄と並び日本の防衛の要・奄美大島で進行中の"侵略"の実態だ。本島の外れの瀬戸内町西古見地区を中国の大型クルーズ船の寄港地として開発する計画が持ち上がった。人口35人の地区に1隻7000人の中国人を乗せた大型船が寄港できるように整備する計画だ。実現したらどんなことになるかは明らかだ。
事情に通じる在日中国人は「日本は10年後には中国の32番目の省になる」といわれていると明かす。果たして、領土を守らない日本に明日はあるのか、警鐘を鳴らす。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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