最近、中国へ旅行した方は空港での顔認証検査の徹底ぶりに驚いたことだろう。AI技術を使った中国共産党の監視体制は、すさまじいものがある。街中の至るところに顔識別機能のついたカメラが設置され、政権を批判するeメールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、WEBサイトの閲覧は当局が24時間チェック。サイバー部隊によるハッキングやウイルス拡散、AIの軍事転用など、ハイテク技術を駆使した支配の手は海外にも及ぶ。ライバルとの権力闘争を制し「第二の毛沢東」への道を走る習近平主席が、さらに盤石の体制を固めるために導入したのがこのAI監視制度だ。
ところが、中国が誇るAI管理システムには致命的な欠点がある、と著者はいう。
30年以上のキャリアをもつチャイナウオッチャーが「デジタル中華皇帝」習近平主席の野望と限界を明らかにする。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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