アメリカ農業がこんなに問題だらけだとは驚いた。トランプがTPPを拒否している間に日欧でEPA(経済連携協定)が結ばれてしまい、アメリカ農業は戦わずして「輸出ひとり負け」。それどころか中国との貿易戦争で、対中輸出の多い大豆が狙い撃ちにされるなどのしっぺ返しも食らっている。
遺伝子組み換え全盛のアメリカでは、消費者の求めるオーガニック食品は十分に手当てできず輸入に頼る始末。それでも「遺伝子組み換えシフト」は止まらず、大豆やトウモロコシの畑ばかりが増え、遺伝子組み換えが認められていない小麦畑は減り続ける。
農民は「弱者化」しており、自殺率とドラッグ中毒の率が業種別で全米最高。現場の労働を担っているのは不法移民なのに、トランプに狙い撃ちされて生産現場も崩壊寸前。やっていることがメチャクチャだ。日本の農業も問題だらけだが、隣の芝生も青くない。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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