キャバクラは一見華やかな夜の世界だが、そこは労働者として働く女性を苦しめる、さまざまな労働トラブルが横行する。
賃金未払いは日常茶飯事、セクハラや暴力は当たり前。罵倒も飛び交う労働環境の悪さに心身を病むキャバ嬢も多い。
そんな実情を少しでも変えるべく、2009年の結成以来、200件以上ものキャバクラにおける労働争議を行い勝利してきたキャバクラユニオン。
この労組の主要メンバーとして、自らキャバ嬢として業界に潜入、雇用トラブルとの対決の第一線に立ってきた著者が、トラブルの実例をえぐり出し、キャバ嬢たちは雇用主、客、さらには世間からの蔑視、偏見になぜ苦しまなければならないのかという問題にも向き合う。
前財務事務次官からアイドルグループのメンバーまで、セクハラ問題が騒がれている昨今、タイムリーな1冊といえよう。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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