北朝鮮の核ミサイル、そして韓国の慰安婦像設置。まったく次元の異なる行動であっても、日本人が両国に抱く違和感は似たものがある。特に歴史認識では、日本からすると、なぜ彼らが歴史を歪曲(わいきょく)するのか疑問を持つ。韓国人であれ北朝鮮人であれ、彼らの民族的特性は歴史をさかのぼって検証する以外にない。
そこで本書は、博覧強記の評論家が通史としての朝鮮半島史と、その未来を語る。著者はこう主張する。「半島史であっても韓国の主張に日本が合わせる必要はない。日本は日本の立場からの歴史認識を主張すべきだ」
著者はこれまでの日本の半島史観における、南北朝鮮への迎合を批判しつつ、現在の南北朝鮮の迷走の答えを歴史の中に見いだしていく。朝鮮半島の歴史はどういうものだったのか。日本は朝鮮民族とどう付き合っていけばよいのか。「世界史」「日本史」に続くシリーズ第3弾。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?