かつて広島港や第二パナマ運河などの計画・建造に従事した「海の技術屋」が、古代史研究の盲点を突くシリーズ第3弾! 「海路」「鉄」に続き、日本最初の正史である『日本書紀』の謎に挑む意欲作だ。
『日本書紀』には頻繁に軍隊の派遣がある。当時の交通の技術を考えれば、特に冬季における軍隊の移動が難しいことは明白であるにもかかわらず、なぜ冬場の行軍の記述が数多くあるのだろうか? また、対馬で2世紀ごろから海の安全を祈る太占(ふとまに)やアマテラスの信仰が行われていたこと、そして、出雲や丹後が交易で栄えていたことに、なぜ触れていないのか? 対馬、壱岐、丹後、敦賀など現地を訪れ、技術者の視点で先入観を排して分析すると、『日本書紀』の実質的な編纂(へんさん)者である藤原氏の深謀が明らかになった。
隠されてきた古代の技術をあぶり出しながら謎解きをしていく、古代史ファン必読の書。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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