ゲーム「電車でGO!」ブームを仕掛けた宣伝プロデューサーとして名をはせ、現在は鉄道小説家として活躍する著者の鉄道ミステリーシリーズ最新作が満を持して登場した。
湘南新宿ラインで痴漢事件発生、逃亡直後に死亡した容疑者の遺留品から空薬莢(やっきょう)が見つかった。さらに時を置かずして駅へのテロ予告が届き、テロリストは首都圏の複雑な鉄道網を巧みに使い暗躍、警視庁鉄道捜査班が難敵に立ち向かう。謎解きにアクションが加わった、スピード感あふれる展開で一気読み必至だ。
ヨーロッパなどで鉄道を狙ったテロが発生している今日(こんにち)、日本が舞台とはいえ、かなりのリアルさをもって読み進めてしまうはず。
テロリスト逮捕へ頭脳を駆使する鉄道マニアの警視、いぶし銀の老刑事、ミリタリー好きの若手刑事、コンピューターマニアの女性刑事と、一癖も二癖もある鉄道捜査班メンバーも魅力。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?