唯一の被爆国・日本――。2017年7月、米・ニューヨークの国連本部で「核兵器禁止条約」が賛成多数で採択された。賛同した122カ国の大半は、アフリカや南アメリカ、太平洋の島々など南半球の途上国で、これは国連加盟国(193カ国)の6割以上にあたる。1945年の広島、長崎への原爆投下後、核兵器を違法とする条約が国連で採択されるのは初めてだ。この採択で核時代の転換点が訪れたが、日本は唯一の被爆国でありながら不参加を表明した。
アメリカの、<核の傘>の下に居続けるとはいえ、なぜ被爆国として独自の立場を貫くことができないのか。独自の主張をすることができないのか。「風下の視点」から最前線で取材してきた新聞記者の著者が、新聞には書けなかった核をめぐる日米外交の舞台裏・秘話に触れながら、核兵器廃絶に向けて日本がとるべき道を問いかける。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?