「相手は自分をなかなか理解してくれない」「あの人にはいつでも話が通じない」...。こういった人間関係の悩みは現代人につきものだ。
かつて『バカの壁』で大ヒットを記録した解剖学者の養老孟司氏と、精神科医でありタレントとしても注目されている名越康文氏が、他人を理解することの本質について熱く議論。「自分」にとらわれることで他人や周りを正しく理解できず、かえって自分の認識をも妨げ、理解の本質から遠のいていると指摘。つまり、自分と他人には理解の「壁」が存在し、ときにそれが邪魔をしているのだ。
ほかにも人生や死といったテーマから、AIや反グローバリズムといった最新テーマまで議題に取り上げ、理解することの本質についてわかりやすくウイットに富んだ言葉で議論を展開する。
他人を正しく認識するためのヒントもあり、対談形式で読みやすいので、一読の価値がある。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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