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「中国人だからよくわかる 常識ではあり得ない中国の裏側」陳破空著

  1996年、中国共産党による数度の投獄を経てアメリカに亡命し、現在はニューヨーク在住の民主化運動リーダー、陳破空氏。本書では、陳氏が、日米中の視点から中国の実情を分析した、これまでにない「中国論」を展開している。
 中国共産党の内実や中国人の本質、中国の政治経済史、そしてその未来像に至るまで、独自のネットワークから得た情報もふんだんに加えながら、各トピックを「リアル・チャイナ」と銘打ち、60項目にわたって解説している。その内容は「中国人は、本当は『中国夢』より『アメリカンドリーム』を心から望んでいる」「秦の始皇帝の時代から中国は進化していない」「実はかつて中国共産党は台湾独立に賛成していた」「毛沢東は近代西洋崇拝者」「中国の民主化は可能」など。
 上っ面だけの「反中本」とは一味もふた味も違う、真剣に祖国中国を分析した必読の1冊。

書名:中国人だからよくわかる 常識ではあり得ない中国の裏側著者:陳破空発行:ビジネス社定価:1500円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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