本を知る。本で知る。

「青春の門 第八部 風雲篇」五木寛之著

  シリーズ累計2200万部超を誇る大河小説『青春の門』。週刊現代1969年6月19日号から始まり、94年4月30日号の「第八部 風雲篇」を最後に中断していた同作が、このほど23年ぶりに連載再開となった。掲載誌は以前と同じく週刊現代。新章は「第九部 漂流編」と題されている。そして、再開決定を受けて刊行されたのが、これまで書籍化されていなかった本書「第八部 風雲篇」である(愛蔵版単行本も同時刊行)。
 時は61年春。主人公・伊吹信介が生まれ故郷の筑豊を離れ、上京してから7年。葛藤、挫折、再起をくり返し、悩み苦しんでいた伸介は、日本を飛び出すことを決意する。目指すはユーラシア大陸横断。異国の地シベリアに足を踏み入れ、未知の世界の息吹に触れた信介は、その目で何をみたのか――。
 若者のほとばしる熱情と生命の躍動を鮮やかに描きだした、不滅の傑作長編。 

書名:青春の門 第八部 風雲篇著者:五木寛之発行:講談社文庫定価:850円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

記事一覧 公式サイト

夕刊フジの書評からの一覧

一覧をみる

書籍アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

漫画アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!

広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?