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『「めんどうくさい人」の接し方、かわし方』立川談慶著

  めんどうくさいという言葉は、”めんどうくさいほど”多種多様なケースで使われ、いつの時代も「めんどうくさいモノやコト」はなくならず、苦しんでいないだろうか。
 サラリーマン生活を経てカリスマ落語家・立川談志に入門した筆者。異例に長い9年半の前座修業で、落語界きってのめんどうくさい、師匠の「無茶ぶり」に悩まされながらも、鍛えられた経験が大きな財産に。魅力あるめんどうくさい人にはトコトン寄り添えとアドバイス。落語に登場する与太郎からは、愛されるキャラ力を発揮して「守備型ボケ」で「ガミガミ型」のめんどうくさい人を対処。「ネチネチ型」には幇間(たいこ)持ちの一八のような「攻撃型ツッコミ」で対応し、接し方を学ぶ。
 「めんどうくさい」に対しては、むしろ積極的に対処し、かわすべきはかわし、人生を好転させるエネルギーに変えるべきと主張。目の前が開け、元気と希望が湧き出てくる。 

書名:「めんどうくさい人」の接し方、かわし方著者:立川談慶発行:PHP研究所定価:680円+税

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