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「昼のセント酒」久住昌之原案、魚乃目三太画、テレビ東京/共同テレビジョン原作

夕刊フジの書評から
2016/5/27
 　ひと昔前は街のあちこちで見かけた銭湯。でも今や、家風呂の普及に加えて、銭湯自体の建物の老巧化と後継者難などで日に日にその数を減らしているという。最近では、レジャーランド的なスーパー銭湯が人気だが、ワンコインで楽しめる≪昔ながらの銭湯≫は、ひと味もふた味も違う雰囲気を持っている。
　内海孝之は営業部で万年最下位の成績ながら、外回りの途中で銭湯を見つけると入らずにはいられない銭湯マニアだ。お湯の香りとゆったり流れる癒しの空気…銭湯にはサラリーマンの毎日を忘れさせる至福の時間があるのだ。さらに、湯上りの渇いた身体に流し込む冷えた生ビールのウマさはこたえられない。原案は「孤独のグルメ」の久住昌之氏。今作は「大人の道楽ドラマ」を描いたコミックだ。これを読めばあなたも≪銭湯＆生ビール≫の素晴らしさに浸るはず。ドラマ版は毎週土曜深夜、テレビ東京系で放送中。

書名：昼のセント酒
著者：久住昌之原案、魚乃目三太画、テレビ東京/共同テレビジョン原作
発行：幻冬舎
定価：1000円＋税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代～60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」（http://www.zakzak.co.jp/）で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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