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「笑日韓論」 水野俊平 著

  日韓関係が冷え込むなかで韓国の矛盾を指摘する書籍の出版ラッシュが続く。その中でもパンチの効いた本著は異色の新書で、面白くて一気に読み終えてしまった。
 豊富な留学経験から韓国民の心情を知り尽くした著者は竹島問題、靖国神社参拝、慰安婦問題、歴史教科書の問題という4つのテーマだけは「韓国人が妥協することは一切ない」と断言する。問題を棚上げにして民間交流を進めても、根本的に日韓関係は改善しないと強調する。
 続く第2章では「韓国人の陰茎は世界最小9センチ」「韓国人は糞酒を飲む」といったネット上では"真実"となっている噂を論理的に追究している。噂の多くがデマと判明。ネット情報の危うさを知る上でも興味深い考察が読める。

書名:笑日韓論
著者:水野俊平
発行:フォレスト出版
定価:900円+税

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