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「居酒屋ぼったくり」 秋川滝美著

  東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。
 両親が残してくれた店を妹とともに切り盛りするのは、女店主の美音。客たちとの話題は、酒や料理や誰かの困り事。誰かが悩んでいると常連たちは老いも若きも一緒に悩み、知恵を出し合い、励まし合う。悩みを抱えてのれんをくぐった人は、美味しいものと人情に癒されて、知らず知らずのうちに肩の力を抜く。
 そう、その名に似合わずお得なその店には、うまい酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情があるのだ。
 その描写力は全国の酒飲み書店員も絶賛!
 酒造会社の協力のもと全国の銘柄が紹介されているほか簡単なつまみの作り方も満載。
 料理や町の風景など心あたたまるイラストがふんだんにちりばめられており、見ているだけで心があたたまり、腹が減る。うまいものと人々のふれあいを描いた短編小説集。

書名:居酒屋ぼったくり
著者:秋川滝美
発行:アルファポリス
定価:1200円+税

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産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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