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「外資1年目の教科書」  福留浩太郎著

  JPモルガン・ドイツ証券などの外資企業で経営職を務め、かつて「伝説の外資金融マン」と呼ばれた著者が、外資の実情などを指南している。
 外資には、ドライで実績主義といったイメージを持つかもしれないが、実際は日本企業以上に「社内の人間関係」「仕事の基本」が重要という。これをおろそかにする人は、成果を上げても評価されない。一方で、「アップ・オア・アウト(昇進か、辞めるか)」=力なきものが去るのは、どの企業でも変わらないという。
 本書は、本誌で『グローバル時代 営業の極意』(水曜日)を連載中の著者が書き下ろした。外資志望者の学生だけでなく、日本企業に勤める人も外資の生態を知るうえでビジネスの考え方などが大いに参考になる。

書名:外資1年目の教科書
著者:福留浩太郎
発行:角川書店
定価:1470円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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