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「『社畜』と言われようと会社は辞めるな!」 上田信一郎著

  「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」と言われたのは遠い昔の話。40・50代だけでなく、今や30代でもリストラの声がかかる。そればかりか、安倍政権の有職者会議では「正社員の解雇基準の緩和」までが検討された。
 年金支給が65歳開始に移行していくことを受け、65歳まで希望者全員を再雇用する制度を義務付ける「高年齢者雇用安定法改正案」が2013年4月から施行されたが「65歳定年制」を前向きに実施できるのは大企業のわずか。定年延長・再雇用の問題は賃金大幅ダウンをはじめ、安易に判断できないワナだらけなのだ。
 その中で65歳まで会社で生き残るにはどうすればいいのか。60歳で定年退職した場合、どういう就職先があるのか。年金支給開始70歳も叫ばれる中、早期退職や定年を取り巻く最新動向を追いながら、どうすれば長く働けるのかをまとめた会社員必読の1冊。

書名:「社畜」と言われようと会社は辞めるな!
著者:上田信一郎
発行:角川マガジンズ
定価:819円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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