投資や融資などについての著書で知られる税理士、匹野房子さんは60歳目前で出産した。しかもシングルマザー。「人生が劇的に変わった」という。著書「女の一生、『幸せ』ってなんだ?」(クロスメディア・パブリッシング)で家族・出産・育児について自らの体験を明かすとともに、女性たちに、様々なノウハウを説いている。
匹野さんは大学生の時、公認会計士の資格を持つ7歳上の社会人の男性と知り合い結婚の約束をした。ところが、岡山にあった父親の会社が倒産。それが引き金になって男性とは別れることになったという。
あとになって実は、男性には別に付き合っている女性がいたことがわかった。「私は捨てられた、振られたということだったのです」。以来、このことがトラウマになってしまった。
税理士として仕事をばりばりした。しかし、何か満たされない。50代半ばから「子どもがほしい」と思うようになり、都内の産婦人科、埼玉県のクリニックなどをまわり、ある「別組織」を紹介される。そして58歳のとき都内の病院で女児を出産した。
超高齢出産だったが、子育てすることで匹野さんの人生観が劇的に変わったという。その後、婚活支援の組織を発足させ、結婚プロデュースに従事している。本書では自身の貴重な経験をもとに、「スペック重視の落とし穴」や「化ける男の選び方」など男性のタイプの見分け方などを示す一方、シングルマザーの経験から「稼げる女になる方法」「女の弱点を克服する」「品ある、大人の女になるために」などについてもアドバイスしている。
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