「ごちそうさま」と言いたくて、“I finish eating.”なんて言っていませんか?
実は、「ごちそうさま」と英語で言いたいなら、“That was delicious!” が伝わる表現。日本語を直訳した英語では、あなたの気持ちは伝わりません。
たとえば、
「チャック開いてるよ!」は、
“Your chuck is open!” ではなく、
“XYZ (Examine your zipper).” と言うのが、
気づかいを込めたネイティブ流。
「どうぞお先に」は、
“Please go first.” と言いたいところですが、
“After you.”と、「あなた」を前に出します。
「(携帯の)電波が届かない」ときには、
“I can’t catch electric wave.”なんて言わずに、
“My antenna’s gone.” とジョークを交えて。
「(携帯の)充電が切れちゃった」は
“My battery is out of charge.”とは言わずに、
“My battery died.”で、どうにもならない、あきらめ感も表現。
「花粉症」でお困りなら、
“I’m pollen disease.”ではなく、
“I have hay fever.”と、症状で言い表します。
ちなみに、ワンちゃんに「お手」と言うなら、
“Hand!” ではなく、
“Shake!” と動作をていねいに指定します。
他にも、「行ってきます」「とりあえず、ビール! 」「割り勘にしよう」「おかまいなく」…などなど。
日本語なら誰でも言えるのに、英語になるととたんに言えない。そんなフレーズをたっぷり収録した、『学校では教えてくれなかった英語 「ごちそうさま」を英語で言えますか?』(デイビッド・セイン著/アスコム刊)は、大好評発売中です!
書名:学校では教えてくれなかった英語「ごちそうさま」を英語で言えますか?著者:デイビッド・セイン発売日:2013年3月22日定価:1000円(税込)