お正月から大晦日まで、日本では古くから伝わる年中行事がとり行われます。たとえば、豆まきやお花見、七五三、お月見などは、誰もが一度は経験したことのある年中行儀といえるでしょう。 ところが、そうした身近な行事であっても、その由来や意味を問われると、誰もが口ごもってしまうのではないでしょうか?季節の移ろいと共に行われる行事には、古来の伝統としきたりに根ざした由来があると同時に、重要な意味が込められています。なぜ成人式を祝うのか、どうして桃の節句に雛人形を飾るのか……。それらの由来や意味を知ることで、季節の行事がより身近なものになるはずです。
豆まき、桃の節句、お花見、七夕…に込められた日本人の心と伝統―ご利益別全国寺社仏閣図鑑付き。
書名:日本のしきたり30の謎
著者:『歴史読本』編集部/編
発売日:2011年12月7日
定価:700円(税込み)