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「冷凍庫」と「冷蔵庫」。キツキツにした方が電気代安くなるのはどっち? 勘違いしがちな節電豆知識

みんなの節電生活

 原材料価格や物流費などの上昇に伴い、企業の値上げラッシュが続いている。なかでも暮らしに直結する電気代の高騰は家計を直撃した。この春からのさらなる値上下の見通しに、節電への対策を考え始めた方も多いだろう。

 そんな人にオススメなのが、2023年4月7日に発売された木村俊雄さんの新著『みんなの節電生活』(自由国民社)だ。

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 本書は、"賢い節電法"をイラストも交えて紹介する一冊。著者は、元東京電力福島第一原発エンジニアを経て、現在は自家発電の電気だけで生活しているという異色の経歴の持ち主で、その経験を活かして、電気代の高騰の仕組みや、すぐ実践できる具体的な節電法を難易度にわけて解説している。

冷蔵庫、冷凍庫は温度管理がキモ

 たとえば、冷蔵庫や冷凍庫は、中にどれだけモノが詰まっているかで電気代が変わってくる。それ自体は知っているが、では具体的にどうすべきなのか、どういう仕組みでそうなるのか、という話になると知識があやふやになってくる......そんな人は多いはず。

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 本書によれば、冷凍庫は「凍ったもの」を詰め込んで「キツキツ」にし、逆に冷蔵庫は「スカスカ」にしておくことが節電のために理想的だという。冷蔵庫にモノを詰め込みすぎると、冷気が循環しなくなり、温度調節に余分な電気を使ってしまうからだ。また、開閉回数・開けている時間を減らすことも重要だという。

 ほかにも、洗濯機のお得な使い方や、電気代が増えがちな消費電力の多い家電の避け方など、さまざまな節電テク・節電知識が紹介されている。

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 省エネのプロが教える"賢者の節電術"で、家計負担を少しでも減らす生き方が必要な時代になってきた。

【目次】

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■木村俊雄さんプロフィール
きむら・としお/1964年秋田県生まれ。元東京電力福島第一原発エンジニア。東電学園高等部を卒業後、東京電力に入社。福島第一原子力発電所では、原子炉の設計・管理やプラントの運転管理、各種調査などを長きにわたって担当する。在職中に原発の危険性に気づき、2000年に退職するとともに反原発運動の旗手となる。東日本大震災後に福島県から高知県に移住。自家発電だけの生活を続けながら、エネルギー問題への考察を積み重ねている。著書に『電気がなくても、人は死なない。』(洋泉社)、『原発亡国論』(駒草出版)がある。


※画像提供:自由国民社

 
  • 書名 みんなの節電生活
  • サブタイトル省エネのプロが教える
  • 監修・編集・著者名木村 俊雄 著
  • 出版社名自由国民社
  • 出版年月日2023年4月 7日
  • 定価1,320円(税込)
  • 判型・ページ数A5判・96ページ
  • ISBN9784426128685

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