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愛犬・愛猫が10歳過ぎたら始めるべき3つの「長生きケア」とは?

愛犬・愛猫が10歳すぎたら読む本

   自分の家族である愛犬・愛猫とは、少しでも長く過ごしたい。そのためには、10歳を目安にケアを始めることがよいという。食事だけではなく、健康、運動、保険、医療、介護まで人間と同じように様々なケアを知っておきたい。

   2023年1月14日『愛犬・愛猫が10歳すぎたら読む本』(宝島社)が発売された。

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   10歳を過ぎた子のための長生きケアには4つのポイントがある。

①「老化のサイン」を見逃さない

   個体差はあるものの10歳前後になると、皮膚トラブルや毛づやの変化など老化のサインが出てくる。見た目や行動のサインを見逃さず、シニア向けのケアに切り替えていくことが大切だ。

<犬の老化のサイン>
(見た目の変化)
・皮膚がただれている ・抜け毛が増えた ・目が白っぽくなった など
(行動、体調の変化)
・散歩を嫌がるようになった ・階段の上り下りが苦手になった ・呼ばれても反応が鈍い など
<猫の老化のサイン>
(見た目の変化)
・ヒゲが短くなる ・歯が黄ばんできた ・体形が変わってきた など
(行動、体調の変化)
・高いところに上らなくなった ・爪研ぎをあまりしなくなった ・毛づくろいをしなくなった など

②シニア期に対応したごはんに変える

   体型維持のために低カロリー・低資質で栄養バランスの良いシニアフードにするなど、食べるものも変えてあげよう。

   ドライフードをお湯でふやかす、ウェットフードを混ぜるなどの方法も有効だ。

③運動・遊びを変える

   散歩の時間やコースを見直す、キャットタワーの高さを低くするなど、年齢に合った運動や遊びを取り入れていくと良いそうだ。筋力キープと刺激は大切なので、運動や遊びも適切な方法にして継続していこう。

④住環境の見直し

   シニア期のペットは筋力が落ち関節が固くなってくる。フローリングにカーペットやラグを敷く、段差にはステップやスロープをつける、温度管理、快適な寝床など、体の変化に合わせた住まいに変更していこう。

杉本彩が保護犬・保護猫への思い語る

   保護犬・保護猫を育てる活動をしている女優・杉本彩さんのインタビューも掲載している。

   保護活動のきっかけや、保護犬・保護猫との生活、介護体験、どのようにペットの死を乗り越えたかなどが語られている。ペットを飼う方なら気になる話題も多いはず。

どれだけ尽くしても後悔はつきもの。
でも命の責任を全うできただけで満点。
飼い主が迷いながらもお世話してくれた
時間は、その子にとっても幸せで尊い時間のはず。(杉本さんインタビューより)
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   その他には下記の内容を掲載。

■シニア期からのヘルスケア 病気、保険、看取り、ペットロス...心配性くらいでちょうどいい!
■がん、認知症、心臓病 シニア期に気をつけたい病気
■獣医師の選び方 信頼できるかかりつけ医の選び方
■シニア犬・シニア猫の飼い主さんたちに聞いたおすすめ愛犬・愛猫グッズ
■マッサージ・病気治療の最前線
■ペットと暮らせる老人人ホーム
■10歳からのペット保険の選び方 ほか

   ペットとの別れは避けられないが、できる限り元気で長生きしてほしい。飼い主として、大切なペットが快適なシニアライフを送れるように、できることから始めよう。


※画像提供:宝島社


  • 書名 愛犬・愛猫が10歳すぎたら読む本
  • 出版社名宝島社
  • 出版年月日2023年1月14日
  • 定価1100円(税込)
  • 判型・ページ数A4判、80ページ
  • ISBN9784299039071

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