絶景やグルメを堪能できるのはもちろん、ユニークな温泉や洗練された接客が評判を呼び、"一生に一度は泊まってみたい宿"と評価される「星野リゾート」。このたび、国内外全63施設を徹底解剖するファンブックが発売された。
星野リゾートは1914年、長野県・軽井沢で一軒の温泉旅館からスタートし、今では「星のや」「界」「OMO」「リゾナーレ」「BEB」の5つのブランドを展開するまでに成長してきた。本書では、それぞれのブランドのコンセプトや特色についても、詳しく紹介している。
たとえば、「界」は「王道なのに新しい。」をコンセプトに、過ごしやすさを追求した温泉旅館を展開している。
島根県にある「界 玉造」では、木の香りのする部屋のしつらえや、開放的な温泉が魅力的だ。
島根の40種類の地酒を用意した日本酒BARや茶の湯体験ができる茶室を備えているほか、ロビーでは毎夜、島根の伝統芸能である「石見神楽」が催され、スタッフが軽快な舞を披露してくれる。
また、静岡県にある「界 アンジン」では、西洋人として初めて「サムライ」となったイギリス人航海士・三浦按針(あんじん)ゆかりの地にちなんで、海や船旅をテーマに、伊東ならではの魅力にイギリスのエッセンスを取り入れ、大航海時代の船旅気分を味わうことができる。
絶景や温泉など、その土地の特性を生かしたアクティビティも魅力のひとつ。長野県の「界 アルプス」では、本物のかまくらの中で足湯が楽しめる。また、「星のや東京」では、屋上へリポートで東京スカイツリーや東京タワーを眼下に眺めながら剣術稽古を受けられる「天空の朝稽古」も。
本書の付録には、全国の「界」21施設で使える、オリジナル地酒とおつまみがもらえる特典チケットが付いてくる(1枚につき1人。2024年1月宿泊分まで有効)。
いずれも泊まってみたい宿ばかり。「一生に一度」と言わず、63施設をコンプリートしたくなる。仕事を頑張ったご褒美に、「星野リゾート」が待っていると思えば、働くモチベーションも上がるかも?
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