講談社青い鳥文庫から刊行され、シリーズ累計400万部以上の売り上げを突破した『黒魔女さんが通る!!』(講談社)。オカルト好きの小学生・黒鳥千代子(通称・チョコ)が、ひょんなことから黒魔女・ギュービッドを召喚してしまったところから物語が始まるマジカルコメディーだ。子どものころ夢中で読んだ方や、お子さんがどハマりして購入したという方もいるのでは。
そんな「黒魔女さん」シリーズや、野間児童文芸賞を受賞した『世界の果ての魔女学校』(講談社)など、 児童文学・YA(ヤングアダルト)作品を数多く手がけてきた石崎洋司さんが贈る、超エンタメシリーズ『サイキッカーですけど、なにか?』の第3弾『サイキッカーですけど、なにか? ③ ウラ部活 VS ウラ生徒会!?』(ポプラ社)が8月18日に発売された。
2021年3月に創刊された児童文庫レーベル「キミノベル」の創刊ラインナップのイチ推し作品ともなっている本シリーズは、超能力者、通称「サイキッカー」が集まるセレブな私立学園を舞台に、主人公・玉野メイ子が事件を解決していく。
闇の占術家の血を受け継ぐメイ子は、その能力「魔道の力」を使って、相手の心の過去・現在・近未来のヴィジョンを覗くことができる。「魔道の力」を使うときのキメポーズと台詞こそ「魔道(まど)ります!」だ。
偶然会ったチャラ男、西塔明斗に導かれて入ったウラ部活=サイキッカーズには、異なる超能力を持った5人の部員たちがいた。ホラー要素もバトル要素もあり、さらには涙あり、恋あり、仲間との友情ありの青春がぎゅっと詰まった本書は、読み応え抜群。読み出したら止まらない超エンタメ作品だ。
<石崎洋司さんからのメッセージ>
「生徒は有名人の子たちばかりという超セレブな学園。でも学校にも生徒にもウラの顔が......。さらに、それを暴こうとする、なぞのウラ部活まであるらしく......。ネクラな占い少女とチャラくてイケてる霊能少年がまきおこす、ちょっぴりホラーで、ときどきラブコメな、オカルトミステリー!ページをめくる手、止めさせませんよ!」
「黒魔女さん」にハマった読者はきっと、あの頃のドキドキ・ワクワク感を思い出すはず。スピード感のある展開を楽しもう。
■石崎洋司(いしざき ひろし)さんプロフィール
東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、出版社勤務を経てデビュー。『世界の果ての魔女学校』で野間児童文芸賞、日本児童文芸家協会賞を受賞。主な作品に『神田伯山監修・講談えほん』シリーズ(講談社)、『ポプラ世界名作童話ふしぎな国のアリス』(ポプラ社)、翻訳に『少年弁護士セオの事件簿』シリーズ(岩崎書店)など多数。特に、『黒魔女さんが通る?』(講談社)は、累計400万部を超える大人気シリーズ。ひょんなことから黒魔女・ギュービッドを召喚してしまったオカルト好きの少女が、ギュービッドの元で黒魔女修行をしながら様々な冒険を繰り広げるマジカルコメディー。
『サイキッカーですけど、なにか? ① ようこそ、 ウラ部活へ!?』
石崎洋司/作 クノオ/絵 定価:748円(10%税込)
『サイキッカーですけど、なにか? ② 黒ミサは放課後に!?』
石崎洋司/作 クノオ/絵 定価:748円(10%税込)
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