夫の裏切り、理不尽な病。人生を直撃した二つの不幸。
娘のため、復讐のため。このまま泣き寝入りするつもりはない――!!
KADOKAWAから発売された『私の入院中に、旦那がセフレを作りました』(原作:アカリ、イラスト・漫画:蒼衣ユノ)は、難病を患いながらも娘のため、復讐のために不倫夫と戦うサレ妻の姿を描いたコミックエッセイだ。
「うん 俺もだよ 愛してる」
ある晩、夫の寝室から偶然聞こえた話し声。電話で私以外に「愛してる」って......もしかして、浮気してる?
主人公・アカリは、旦那と一人娘と平穏に暮らしている35歳主婦。最近、夫婦生活は「レス」状態で、浮気はあり得ないことではない。疑いを持ったアカリは、夫の様子を探り始める。
すると、アカリ以外の女の生理周期がメモされた手帳に、「気持ちよかった」「また会いたい」と書かれたSNSのやりとりなど、どう見ても真っ黒でしかない証拠が続々と見つかった。しかも、二人きりで温泉旅行をしたり、私には買わないようなディ○ールのブレスレットをプレゼントしたりしているらしい。
ふざけるな! こんなやつとは離婚一択だ! と夫に憤るアカリ。ところが、それどころではない事態が起こり、不倫の話はうやむやになってしまう。
なんと、アカリは100万人に一人の難病患者になってしまったのだ。「何もしなければ2、3年」と余命宣告されたアカリは、泣きっ面に蜂のこの状況に頭を抱える。
娘が成人するまで生きていられるか分からない。治療費もバカにならないし、検査入院も必要だ。娘のためにも、離婚は保留にすべきかも......。でも、このままくたばるわけにはいかない。なんとしても、不倫相手と夫に制裁を加えなければ――!
復讐を誓ったアカリは、調査の末に、夫の不倫相手の特定に成功する。その相手とは、家族ぐるみの付き合いもしている仲良しのママ友・マリコだ。
表向きは良妻賢母でバリキャリの完璧なママに見えるマリコ。ところが、その本性はとんでもないモンスター女だった......!
不倫相手の子どもを妊娠し、鍵アカに「夫とは生でしてないから彼氏との子だぁ」と妊娠検査の様子を載せる。難病で入院しているアカリの不在中に家に来て不倫する。しかも、彼氏は複数いて、毎日のようにとっかえひっかえしているというのだ。ママ友の情報網には、すでにマリコの悪名はとどろきまくっていた。
「彼氏が数人いるらしいのよ」
「駅前で若い男性と手を繋いでたのを見た人もいて」
「あそこの夫婦って婚姻関係もう破綻してるみたいよ」
「引っ越し前の街でもいろんな男と遊んで一悶着あってこっちに来たらしいわ」
マリコ......やばい奴じゃん......! もう証拠とか言っている場合ではない。アカリは、夫と直接話し合うことを決める。その日の夜。娘を寝かしつけた後、ゲームがしたいと駄々をこねる夫を黙らせ、ついにアカリは真実を突き付ける。
「あなた......マリコさんと不倫してるよね」
難病サレ妻の反撃が始まる――!
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