「Oggi 7月号」(小学館)の大特集「編集長・滝沢カレン」はカレンワールド全開な28ページ。同誌の専属モデルを務める滝沢カレンさんが「編集長」に初就任したのは2021年10月号。好評につき今回は、大特集に昇格して「ファッション」「美容」「カルチャー」と幅広いテーマを取り扱った。
今回の企画で課せられたのは、「何でもあり!」というまさかの条件。カレンさんも「思いのままにやらせていただきました(笑)」と語る程、彼女の強い個性よって奇想天外な大特集「編集長・滝沢カレン」が完成した。
カレンさんを起用した「Oggi」編集長の塩谷薫さんは、次のように語っている。
「今、世の中は、"個の時代"に突入して、雑誌を買ってくださる方々が求めているのも強い個性。そんな中、『Oggi』には無限の可能性を感じる滝沢カレンがいる。それならカレンちゃんの頭の中からアイデアを拝借できたらと思いました」
ファッションページといえば、読者が憧れる「丸の内OL」や「外資系勤務」をロールモデルとして、テーマに沿ってファッションを紹介する企画がほとんどだが、カレン編集長の着目点はひと味違う。企画のタイトルは「不注意の常連」、人物設定は「怪力の女性」。ファッション誌の誌面とは思えない企画に驚きながらも、自ら書いた妄想ストーリー「怪力の女性」が2日前に彼氏にフラれた女性の話はなかなか興味深い内容だ!
私は根っからの怪力握力の持ち主だった。そのことをできるだけ隠していたい私だったのに、ついつい右手で持ったものを潰してしまうクセがあった。そのせいで、二日前に彼と楽しむはずだった遊園地で「トイレに行くから持ってて」と頼まれた大切な鞄を右手で持ってしまい、無意識のまま潰してしまった(中略)怪力腕力でフラれたのは、もうこれで5回目になる
なんと自分の怪力によって、彼氏の私物を潰してフラれてしまった女性にフォーカスした破壊力抜群の企画なのだ。
他にも「転職初日の女性」「地元大好きの女性」などカレンさんが生み出した個性豊かな8人の女性のストーリーは必見である。実際にカレンさん自身がモデルとなって、ストーリーに沿ったファッション、ヘア&メイク、そして表情までを徹底プロデュースしている。
オフショットとして、企画会議の様子やカレン編集長による写真チェックシーンや、編集長の朝のスキンケア&ヘアメイクをダンス付きで紹介する美容ページまで、驚きの展開に目が離せない。カルチャーページでは、子どもの頃から愛してやまない「絵本」をピックアップ。こちらも予定調和で終わらないのがカレン流。ぜひ本誌で、予測不可能なカレン編集長の勇姿を見てみよう。
さらに大特集「編集長・滝沢カレン」を記念して、カレンさん本人によるインスタライブ開催も決定している。5月30日(月)20時から、Oggi公式アカウントで開催予定なので、こちらも併せてチェックしよう。
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