親子3世代にわたって楽しめる江戸時代のからくりロボット「ミニ茶運び人形」が「大人の科学マガジン BEST SELECTION 04」(学研プラス)として登場した。
「大人の科学マガジン」名作ふろくシリーズの第4弾となる今回は、2007年に発売し編集部が復刻を熱望した「ミニ茶運び人形」だ。本アイテムはゼンマイ仕掛けで、進む・おじぎする・くるっと回る、お茶を運ぶ、江戸時代の「ロボット」である。
茶運び人形とは、今から200年以上前に出版されたとされる日本最古の機械設計書『機巧図彙』に記されていたもので、今回は身長13センチのミニチュアサイズとして再現している。
電池不要で、動力はゼンマイのみ。当時の技術力の高さを物語っている点も驚きだ。
ゼンマイを巻いて、お盆の上にお茶を載せると、前方に歩き出し、お客様の前でちょこんとお辞儀をする。お茶を受け取ると動きを止め、空になった茶碗をお盆に戻すとクルリと回って元の場所に帰る。そんな一連の動きがプログラミングされているのだ。
さらに、紙製の本格派な和装と、作成が簡単な洋装の2種もセット。気分に合わせて着せ替えを楽しむことができる。
親子で一緒に楽しめるように、組み立て方はイラストを用いて丁寧に解説している。おおよそ30分ほどで完成するので、初心者でも楽しみながら組み立てることができるだろう。
「ミニ茶運び人形」を楽しみながら、親子で江戸時代の科学に触れてみては。
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