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大迫選手が早くもリード、著書重版3万7000部

 大迫傑さんは、男子マラソンの日本記録保者。東京五輪のマラソンでぜひとも日本代表として出場して、メダルを獲得してほしい選手であり、それが可能な選手でもある。

 その大迫さんの著書『走って、悩んで、見つけたこと。』(文藝春秋)が2019年8月30日に発売された。あっという間に品薄になり9月3日には重版、累計発行部数は3万7000部になっている。

 大迫選手は佐久長聖高校、早稲田大学時代から活躍、いったん実業団に属したが、その後は拠点を米国に移し、ナイキ・オレゴン・プロジェクトに所属、世界のトップランナーに交じってトレーニングを続けている。日本の長距離ランナーの中では独自の道を歩む異色の人だ。

 9月15日に開催される東京オリンピック日本代表選考レースでも最有力視されているが、直前の出版で早くもリードした格好だ。

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写真は『走って、悩んで、見つけたこと。』(文藝春秋)

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