30年近く前に日本初のVR(バーチャルリアリティ)本として出版され、ブームの火付け役となった『人工現実感の世界』(1991年、工業調査会)が大幅に加筆され、2019年5月22日、新たに『VR原論 人とテクノロジーの新しいリアル』(翔泳社)というタイトルで再出版された。
著者の服部桂さんは1951年生まれ。早稲田大学理工学部修士。1978年に朝日新聞へ入社し、80年代に米通信系ベンチャー企業出向後、MITメディアラボ客員研究員。科学記者、「ASAHIパソコン」副編集長、「PASO」編集長などを歴任。94年に朝日新聞では初のインターネット連載を手掛けた。2016年に退職後は関西大学客員教授、早稲田大学、女子美術大学、大阪市立大学で非常勤講師など。
著書に『人工生命の世界』『マクルーハンはメッセージ』など。訳書に『ハッカーは笑う』『謎のチェス指し人形ターク』『チューリング 情報時代のパイオニア』『<インターネット>の次に来るもの』など多数。
6月7日(金)には、バーチャルリアリティ30周年と、書籍『VR原論』の刊行を記念したトークセッションも開催される。日本のVRの父・廣瀬通孝氏、近年のVRブームの火付け役・GOROman氏と、著者の服部さんが大いに語る。
参加は、無料(事前申し込み制/先着50名)。詳細はWebサイト「VR生誕祭 『VR原論』刊行記念トークセッション」参照。
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