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人間関係、お金、仕事、家族...人生に幸運を呼び寄せる「自分ほめ」の極意

  • 書名 1日1ほめで幸運を引き寄せる 自分をほめる習慣
  • 監修・編集・著者名原邦雄
  • 出版社名すばる舎
  • 定価1512円(税込)
  • ISBN9784799106327

「苦手な上司と接するのが毎日苦しい」

「夫婦関係が冷え切り、どうすればいいのかわからない」

「母親との関係が悪くなり、話もできていない」

日々生きていれば、誰かと考え方がズレたり、感情がぶつかり合ったりすることはあるでしょう。しかし、そんなとき、多くの日本人は「自分が悪い」「自分が我慢すればいい」と考え込み、意見を言うのを避けてしまう傾向があります。

でも、それって他者との関係を優先して、自分のことを無碍に扱っていることではないでしょうか。

そう訴えるのが1日1ほめで幸運を引き寄せる 自分をほめる習慣』(すばる舎刊)の著者で、一般財団法人ほめ育財団代表理事の原邦雄さんです。

実は原さん、15年前まではラーメン店の皿洗いをしていました。しかし、そこで「ほめること」の大切さに気付き、そのメソッドを体系化。そして今、世界各国に「ほめ育」を広めるなど、自分の夢を次々とかなえ続けています。

そんな原さんは、新刊となる本書を通して、「他人との関係性の悩みを手放し、自分との関係性を大切にしてほしい」と願います。

「人間関係に悩み、心や体を痛めている方はとても多いです。ただ、『他人と過去は変えられない』という言葉があるように、他人に変わってほしいと願ってもそれは難しいことですし、他人にこだわっていると自分の人生までつまらなくなってしまいます。

私たちは親を選べませんし、上司も選べません。嫁の立場なら姑も選べないでしょう。でも、彼らとの関係性にこだわって仕事も人生も上手くいかず、夢がかなわなくなるのはもったいなことです。だから、まずは自分との関係性を大切にして、自分を悩ませ続けている囲いから出ることが大切なんです」(原さん)

原さんは、その囲いを出るために「自分ほめ」を推奨します。

自分をほめる――。少し立ち止まって振り返ってみてください。最近、自分のことをほめましたか? 一番大切なはずの自分自身を、励ましてあげましたか?

苦しいときも、悩んでいるときも、自分を一番支えているのは、親友でも、恋人でも、家族でもなく、自分自身ではないでしょうか。原さんは次のように指摘します。

「日本人はみんな忙しいでしょう。忙しいとどうしても自分のことを二の次にしてしまいがちです。ですが、心が亡くなると書いて『忙しい』ですよね。自分のことを大事にできないということは、心が死んでしまっている状態なんです。

だからこそ、具体的に自分をほめてあげる。自分自身を振り返って、こんなところが良かったと言ってあげる。そうすることで心が生き返るんです」(原さん)

『1日1ほめで幸運を引き寄せる 自分をほめる習慣』には、プラスの感情が常に溢れ出るような、日々を前向きに過ごすための「自分ほめ」を習慣づける方法が書かれています。

では、まず自分をほめることが苦手な私たちがすべきことはなんでしょうか。原さんに聞いてみると、こんな風にアドバイスしてくれました。

「まずは夜にお風呂に入る時、寝る時に1日の振り返りましょう。今日は何時に起きて、何時から仕事をはじめて、誰々と打ち合わせして、上司から怒られ、それに耐えて...そういうふうに1日起きたことを細かく振り返ることからはじめるんです。そうすると、自分はいつもこんなに頑張っているんだと気づくはずです。がんばったことを振り返ることが、『自分ほめ』になるのです。

また、『自分ほめ』を習慣付けするためには、毎日チャレンジすることが大事です。自分にとって『よし!』と思えるチャレンジをする。チャレンジをすれば成功しても失敗しても、新たな一歩を踏み出せたということですからガッツポーズですよね。

それが分かれば、『明日はどんなチャレンジをしよう』と考えるようになりますし、行動を起こすようになれば結果も変わります。そして、結果がついてくれば、自分の希望や目標にどんどん近づくはずです」(原さん)

本書では自分をほめる基準のつくり方や自分への「ほめシート」、そして90日間で夢をかなえる「ドリームボード」のつくり方など、具体的な「自分ほめ」の方法も掲載されています。

自己肯定感が低いといわれる日本人にとって、今こそ読むべき一冊なのかもしれません。

「日本中から『自分なんて』『40代超えたから』『俺、私には無理だよ』という声が聞こえます。でも、諦めてはいけません。皆さんの未来はこんなもんじゃないはずです。『自分ほめ』を通して行動が変われば、何歳でも夢を持てますし、それをかなえられます。自分の可能性を自分で狭めるようなことはせず、どんどん広げていってほしいです」(原さん)

(新刊JP編集部)

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