食べすぎている自覚がないのに、体重計に乗るとなぜか体重が増えていたり、ダイエットをしてもなかなか体重が減らない。
自分が「おデブ」であることに悩んでいる人ほど、その原因を「太りやすい体質」「ヤセにくい体質」と、何かと「体質」のせいにしがちです。
でも、ちょっと待ってください。それって本当ですか?
ダイエットコーチのEICOさんは、コミックエッセイ『どうしてもヤセられなかった人たちが“おデブ習慣"に気づいたらみるみる10kgヤセました』(いしいまき/画、扶桑社/刊)で、太っている人に共通する行動や考え方を解説しているのですが、これを読むと太る理由のなかで最も問題なのは、「食べすぎ」でも「体質」でもなく「生活習慣」であることがわかります。
■自分へのご褒美がお菓子
いいことがあった時、がんばった時に買う「自分へのご褒美」。
これ自体は悪いことではないのですが、ヤセにくい人はこのご褒美がお菓子など「食べ物」であることが多いのだとか。
■「もったいない」から食べる
主婦に多いのがこのパターンです。
家族のために食事を作るのですが、足りなくなることが不安で、つい作りすぎてしまい、結局余ってしまうことに。
「もったいないから」と自分で食べているうちに太ってしまうというわけです。
■部屋が汚い
ヤセられない人の共通点として、「部屋が汚い」というのもあります。
「部屋が汚い=片付けられない」というのは、問題を先送りにしてしまう性格の表れ。ヤセようと決意しても、なかなか始められません。
■断食してヤセようとする
「食べなければ手っ取り早くヤセられる」と、断食することで体重を減らそうとする人もいますが、これもNG習慣です。無理して短期間で体重を減らすと、リバウンドしやすくなってしまいます。ドカ食い後に断食して、食べすぎた分をチャラにしようとするのもよくあるパターンですが、食べる量が不規則だと、少ないときに備えて体は脂肪を溜め込もうとするので逆効果に。
■完璧主義
一念発起して始めたダイエットは、ついつい自分で綿密に食事や運動などのメニューを決めて、その通りに実行したくなるものですが、実際は何らかの事情によって計画通りにいかないということも珍しくありません。
あまり完璧主義が過ぎると、計画通りにいかなかったことで、ダイエットそのものが嫌になってしまうことがあるのです。完璧主義だと、ダイエットは続きません。
今回取り上げた“おデブ習慣”に心当たりがある方は要注意。知らない間に太る生活をしてしまっているかもしれません。
しかし“おデブ習慣”があるのですから、“ヤセる習慣”もあります。本書ではそれがコミックエッセイの形でわかりやすく解説されていますので、「そろそろこの体を何とかしたい!」という方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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