英会話の本はたくさん持っているのだけど、なかなか上達しないという人は多いはずです。
実は、英語の単語やフレーズを覚えるだけでは話せるようにはなりません。「どんなとき」に「何を話せばいいのか」ということをおさえておく必要があります。つまり、英語を話すときにも「雑談力」が求められているのです。
■英会話力アップには「雑談力」を高めよう
英語で雑談する、といっても難しくはありません。英語の本のベストセラー著者、デイビッド・セインさんによれば、英語の雑談も日本語の雑談も基本的に変わらないのだそうです。
デイビッド・セインさんが執筆した『中学英語で英語の雑談ができるようになる本』(アスコム刊)には、英語の「雑談力」をアップするための基礎知識が詰まっています。英語の雑談の心得、850個以上の定番フレーズなど、読んだすぐから活用できる一冊となっています。では、どんなフレーズが紹介されているのでしょうか?
■「昨日は熱帯夜でしたね」で英会話が弾む
英語の雑談に使える定番フレーズは、どれも日本語の雑談で使っているものとあまり変わりません。しかも、使っている英語は中学英語レベルです。
例えば、天気・天候の話題でよく使われるのは、次のようなフレーズです。
「昨夜は熱帯夜でしたね。」
It was hot and humid last night.
「暑くて死にそうです。」
This heat is killing me.
「異常気象でしょうか?」
This isn’t normal, is it?
どれも日本語でもよく使うフレーズですが、英語になおしてもシンプルですよね。
■車や電車の移動中に使える定番表現とは?
続いて、車や電車で移動中に使う定番フレーズをご紹介しましょう。
「ここは景色が素晴らしいですね。」
The view is great.
「富士山がきれいに見えますね。」
This is a good view of Mt. Fuji.
「この道はいつも渋滞しますよね。」
This road is always busy.
■英語の雑談も日本語の雑談も基本同じ
このように、英語の雑談は、日本語の雑談と基本的には同じなのです。
ぜひ、本書を参考に、実際の生活で英語の雑談フレーズを使ってみてください。きっと思いのほかカンタンに、ネイティブや外国人との会話が弾み、英語がペラペラ話せているはずですよ。
(新刊JP編集部)
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