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「宇宙はどこまで行けるか」小泉宏之著

  • 書名 宇宙はどこまで行けるか
  • 監修・編集・著者名小泉宏之
  • 出版社名中公新書
  • 出版年月日2017年9月19日
  • 定価1000円+税
  • 判型・ページ数304ページ
  • ISBN9784121025074

はやぶさ2から小惑星リュウグウの地表面の画像が送られてきたり、無人補給機こうのとり7号が国際宇宙ステーションとのドッキングに成功したり、火星の砂嵐によって行方不明になっていた探査機オポチュニティが発見されたり...最近やたらと宇宙関連のニュースを耳にしませんか? もはや宇宙は、科学とビジネスの手による開拓を待つ新たな人類の舞台なのだ。

もちろん、一口に宇宙といっても目的によって行き先はさまざま。そして、人口衛星の周回軌道に行くのと、月に行くのと、火星に行くのと、太陽系の外へ飛び出すのとでは、必要な技術が全然違う。隣の町には自転車で行くけど隣の国には飛行機で行くのと同じように。本書で紹介する「行き先」は、地球上空から、4光年離れた隣の恒星まで。読み終えたあなたはきっとこう思うはず。「火星くらいなら行ける気がしてきた」と。

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