昨年10月に、中国共産党の党大会が開かれ、習近平政権の第2期がスタートした。当面は微笑路線で進んでいるように見える。だが、その本質はどうか? それを考えるとき、日本人が知っておかねばならないのが、チベットの悲劇――中国の暴虐と人権弾圧の恐るべき実態である。
チベットが中国に侵略されたのは、中華人民共和国が建国されてすぐのことである。以来、宗教などの自由が厳しく抑圧され、拷問さえ横行し、人びとはとてつもない苦境に置かれている。中国の力がますます強大になる今、「チベット人がチベット人らしく生きられるかどうか」は、まさにそのまま、「日本人が未来にわたって日本人らしく自由に生きられるかどうか」に通じる課題だ。
ダライ・ラマ14世や、チベット亡命政権の若き俊英ロブサン・センゲ首相との対話から浮かび上がる、驚くべき真実――。
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