ニュースをわかりやすく解説する第一人者はジャーナリストの池上彰氏だろう。池上氏は作家・佐藤優氏との共著『大世界史』(文春新書)があるように歴史に精通しており、その知識をもとにプロのジャーナリストとして激動の世界を読み解く術を心得ている。
一方、本書では歴史をわかりやすく解説する第一人者が、さまざまな国際ニュースをプロの歴史家としての視点から詳しく解説している。「なぜアメリカの軍事費が世界でずば抜けて多いのか」「湾岸戦争が起こった経緯」「中国で反日運動が盛り上がった背景」など、複雑な国際問題を歴史の視点から痛快に解き明かしていく。
世界や日本の「今」を伝える新聞は、世の中を知るための「教科書」だろう。教科書は詳しい経緯や背景まであまり説明してくれない。
本書は新聞という教科書を主体的に活用するための極めて便利な「副読本」といえる。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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