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「草食系のための対米自立論」古谷経衡著

  大統領選前に書かれた本ながら、トランプ後の日米関係がわかると話題に! 戦後、対米追随を続けてきた政治的「草食系」の日本。しかし、北朝鮮に対する「テロ支援国家指定」の一方的な解除や、福島原発事故の「トモダチ作戦」の裏側での行動は、「アメリカは、いざというときに助けてくれるのか」という疑問を生じさせ、日本人の中に静かにではあるが、「対米自立意識」が育ち始めた。そして、それは今年のヒット映画『シン・ゴジラ』の隠れたテーマにもなっている。
 また、トランプ氏の出現により、日本の右派も左派も揺れているが、普天間基地移設問題は解決の方向へ進み、対米自立は加速、日米同盟が終わりに向かうと示唆する。
 そして北朝鮮や中国には、日本は独力で相対するしかなくなる――。
 福島原発、シン・ゴジラ、トランプで読み解く、日米同盟の「終わりのはじまり」。
 

書名:草食系のための対米自立論著者:古谷経衡発行:小学館新書定価:780円+税

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