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「JFK暗殺は日本の陰謀だった」グレン・D・デイビス著、田中敦訳

  1963年に起こったJ・F・ケネディ米国大統領暗殺事件は、リー・ハーベイ・オズワルドという青年の単独犯行とされ、彼の射殺によって強引に幕引きがされた。ほとんどのアメリカ人はそれを信じていない。今日までさまざまな説が流れてきた。
 意外に知られていないのが、オズワルドと日本の浅からぬ関係だ。オズワルドは事件の6年前、厚木基地に派遣され、そこで不可解な行動をとっていた。日本の大物政治家とつながっていたとされる情報もある。加えて帰国後から事件当日まで、オズワルドの周りには日本人の影がつねにつきまとっていたのだ(事件当日の写真には謎の日本人が写りこんでいる)。それが意味することは何か? 元UPI通信東京支局長であり、日本に精通したジャーナリストが、執拗(しつよう)ともいえる取材で仰天の真相を炙り出す。トンデモ本として片づけるには、あまりに説得力がありすぎる・・・。 

書名:JFK暗殺は日本の陰謀だった著者:グレン・D・デイビス、田中敦訳発行:KADOKAWA定価:1800円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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