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「野党という病い」筆坂秀世著

  「安倍さんは嫌い。でも、支持したい党がない・・・」――そんな声をよく聞く。
 憲法改正、安保法制など、強力に政策を推し進めている安倍晋三政権。批判の声も少なくないにもかかわらず、それにストップをかけるべき野党は離合集散を繰り返し、「野党共闘」も「反安倍」の声を代弁する勢力を結集できていない。
 参院選前のいまも、野党はアベノミクスの失敗をあげつらうだけで、対案を出せずにいる。なぜ、一枚岩になれないのか。なぜ、強力な対抗政策が出せないのか。そこに野党の病巣がある。
 共産党が終戦直後に「改憲」を党是としていた背景、民主党が与党になっても内ゲバを続けた背景、小沢一郎氏が首相になれなかった3つの理由、「革新」が「保守」に永久に勝てない理由とは――。元・日本共産党幹部が、みずからの経験をもとに語る「野党崩壊」の背景。

書名:野党という病い著者:筆坂秀世発行:イースト・プレス定価:861円+税

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