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「ママっ子男子とバブルママ」原田曜平著

  「最近の若い男の子は、母親とのショッピングは当たり前。恋愛の相談もするし、母親と2人きりで旅行にも出かける」――そんな話を聞けば、目を丸くする人も多いことだろう。だが、これは現実だ。
 ただし、それは従来の「マザコン」とは全く違う。執着することなく、対等で友達のような母息子関係を、当たり前のように築いているのだ。当の本人たちもその関係を「恥ずかしい」と思うどころか、大いにエンジョイし、若い女子たちも、そんな構図に好意的だという。そしていま、経済を押し上げることができるのは、この母息子セットの消費なのか。
 これまで、「マイルドヤンキー」「さとり世代」などの用語を生み出し、トレンドを常に的確に分析してきた著者が、現代の息子像を「ママっ子男子」と命名。ネガティブな「マザコン批判」の呪縛を乗り越えた母息子関係の魅力と可能性に迫る。 

書名:ママっ子男子とバブルママ
著者:原田曜平
発行:PHP新書
定価:800円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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