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「絶対話力 」  土岐 大介 著

  1分で大切な情報を伝えて顧客の心をつかみ、10秒で決めさせる。この「1分話力」と「10秒話力」を組み合わせるのが「絶対話力」だ。若い頃は人見知りで人と会うのも話すのも苦手だったという著者が、ゴールドマン・サックスに21年間在籍し、資産運用会社のトップまで務めることができたのは、この「絶対話力」によるという。
 本書は、著者の実体験を通じて、営業の3つのステップ、相手との信頼関係を築く5つの段階などを体系的に学びながら、「1分話力」「10分話力」のトレーニング方法や活用法が身につく構成になっている。
 「伝える」ことの重要性を説く本は多いが、ビジネス現場では、伝えるだけでは不十分。相手に決めさせる「絶対話力」が必要だ。「伝える、伝わる、決めさせる」の3段活用の「絶対話力」は営業マンに限らず、上司に企画を売り込む、採用試験で自分を売り込むなど、誰にもいつでも役立つ武器だ。

書名:絶対話力
著者:土岐 大介
発行:東洋経済新報社
定価:1575円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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