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「株の世界、ぶっ飛んでいる仲間たち―ここは人生の達人がいっぱい」 岡本昌巳著

  筆者は証券人生三十余年の経済ライター。現在も証券業界に関わりを持ち「続けることが幸せに繋がる」をテーマに人生を説く。
 株式専門紙の記者として兜町へ飛び込んだのはバブル夜明け前。もうけたいという人間の欲望が渦巻く本音の世界で、業界人や仕手筋など、市井の“半沢直樹”がたくさん生息して「倍返し」の言葉は株式市場でよく使われていた。本書は、バブル景気の栄枯盛衰をよく知る“ぶっ飛んだやつら”が続々と登場。ファミレスにパンツ一丁で出掛けた変態王の生きざまなどの「今だから書けるヤバいエピソード」を通して、何事でも思うようにやり続けた人が生き方の達人だと教えている。
 2014年から始まるNISA(少額投資非課税制度)に絡む投資のノウハウにも触れているが、全編を通して「人生は大まじめになめるもの」と提言し、「誰でも幸せになれる」と説いている。

書名:株の世界、ぶっ飛んでいる仲間たち―ここは人生の達人がいっぱい
著者:岡本昌巳
発行:東京図書出版
定価:1260円

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産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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