本を知る。本で知る。

「国境の日本史」 武光誠著

  「名字と日本人」などのロングセラーでおなじみの著者が、今回掘り起こしたテーマは「国境」。
 日本人は自明のものと思っている国境だが、「古事記」の時代から尖閣・竹島まで、ドラマに満ちた辺境の歴史を知ることで、日本や日本人についても目からウロコが落ちるような新発見がある。
 「古事記」と「日本書紀」で島産みの順序が違う理由は? 「平家物語」や歌舞伎でおなじみの鬼界島は本当に絶海の孤島だったのか。竹島は2つあった。北海道や沖縄、長崎も外国領になる危険があった?南極に「大日本雪原」の標柱を立てた日本人とは。日本の領土が最大になったのは。
 日本はいかにして日本になっていったのか、知っているようで知らなかった国境の歴史が詰まった日本人必読の1冊。

書名:国境の日本史
著者:武光誠
発行:文春新書
定価:809円

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

記事一覧 公式サイト

夕刊フジの書評からの一覧

一覧をみる

書籍アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

漫画アクセスランキング

DAILY
WEEKLY
もっと見る

当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!

広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?