「プラネタリウム」や「さくらんぼ」など、恋する若者に寄り添った楽曲を作り続ける大塚愛さんが、2022年9月10日(土)にデビュー19周年を迎える。
それを記念して、初の歌詞集「大塚愛歌詞集 I」(春陽堂書店)が2月28日に発売される。
本書には、作詞を始めた15歳の頃から、19周年を迎える現在に至るまでに発表した楽曲歌詞全134編を掲載している。
絶え間なく流れる二十四時間という時間の中で溢れる言葉を、今はただ音を消して、一緒にそっと心に響かせてみませんか。――大塚愛
そんなコンセプトのもと、曲の選定から掲載順の編集までを大塚さん自身が行っており、本書を通じて「一日の時間」を感じられる仕上がりとなった。134編の歌詞が、「暁」「朝朗」「朝間」「真昼」「白日」「黄昏」「宵」「小夜」「深夜」の項にまとめられている。
歌詞の掲載だけではなく、大塚愛さんと作品に向けて、岩井俊二さん、水野良樹さん、平原綾香さん、川谷絵音さん、長屋晴子さん、島本理生さんの6名による寄稿も。言葉を自在に操る彼らからの言葉は、どれも着眼点が異なる美しさで、読み物としても存分に楽しめる1冊といえる。
寄稿文の目次は下記の通り。
片想いスタンプ(岩井俊二)
遠いところにいるひとへ(水野良樹)
「愛を歌うために」(平原綾香)
「時」(川谷絵音)
愛を教えてくれた人(長屋晴子)
可愛い彼女は簡単に泣かない(島本理生)
そっと背中を押して欲しいとき、優しい言葉を胸にぐっすりと眠りにつきたいとき。大塚愛さんの言葉はいつも隣にいて、私たちの1日を支えてくれる。そんなお守りのような1冊を本棚に忍ばせておこう。
■大塚 愛 (おおつかあい)さんプロフィール
1982年9月9日生まれ、大阪府出身。O型。4歳からピアノを始め、15歳で作詞・作曲を行う。2003年9月にシングル「桃ノ花ビラ」でメジャーデビュー。同年12月に発売した2nd シングル「さくらんぼ」が大ヒットしブレイク。2004年には日本レコード大賞最優秀新人賞受賞、『NHK紅白歌合戦』初出場。以来、多くのヒット曲や精力的なライブを重ね、高い人気を博す。シンガーソングライターとしての活動のほか、イラストレーター、絵本作家、楽曲提供などクリエイターとしてマルチな才能を発揮し活動中。また2019年から本格的に油絵を描き始める。2021年12月に9thアルバム『LOVE POP』をリリース。
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