読むべき本、見逃していない?

「4つの顔」持つ著者が明かす、魅力ある女性の秘密

  • 書名 いつまでも魅力ある女性の秘密
  • サブタイトルCA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える
  • 監修・編集・著者名蒼井 凜花 著
  • 出版社名株式会社WAVE出版
  • 出版年月日2019年6月21日
  • 定価本体1500円+税
  • 判型・ページ数B6判・223ページ
  • ISBN9784866212203

 もっと堂々と振る舞いたい、美しくありたい。でも実際は、年齢とともに自信を失っていく一方......。年齢を理由に本来の自分を抑え込んでしまう女性に向けて、官能作家・コラムニストの蒼井凜花さんは『いつまでも魅力ある女性の秘密』(WAVE出版)で「30代はまだスタート地点 女は40代50代から」とエールを送る。

著者の持つ「4つの顔」

 本書のサブタイトル「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える」にあるとおり、蒼井さんは「4つの顔」を持つ。プロフィールによると、北海道旭川市出身。短大卒業後、CA(客室乗務員)、オスカープロモーションのモデル、六本木のクラブママを経て、2010年に官能作家としてデビュー。小説やコラムの執筆の他、TV、ラジオ、トークイベントなどで幅広く活躍している。官能小説はCA官能や人妻ものを得意とし、コラムは女性向けの美容やモテについて執筆している。

 本書は「大人女性のモテ」「人から大切に扱われる女性」について、CA、モデル、クラブママ、官能作家の視点から、経験とリサーチに基づき書かれている。テーマはありがちだが著者の多彩なバックグラウンドが特徴的であり、それぞれの時代の実体験が語られているところが面白い。

 実際にその職に就くとなるといろいろな意味で難易度が高いが、興味を掻き立てられるものばかり。蒼井さんはこれらの職業の共通点について、こう書いている。

「その年齢なりの美しさを求められ、人を観察し、人に快適さを感じてもらい、人間の残酷で醜い部分も知った上で悪意に引きずられず、周囲といい人間関係(WIN-WINの関係)を築くということ」

 「人間の残酷で醜い部分も知った上で悪意に引きずられず」のあたりに、壮絶な経験をしてきたであろう蒼井さんの過去が垣間見えた。

「納得できた部分だけ実践して」

 CAの気品はどうやって養うの? モデルはどうやって美貌を保っているの? クラブママが実践している恋愛テクって? 官能作家が知っている男性が夢中になる性愛って何? などなど、「4つの顔」の経験から得たモテテク、トーク術、処世術、印象トレーニングまで、初歩からていねいかつ具体的に秘密が明かされている。

第1章 自分史上最高の輝きを手に入れるためのルックス
~「大人の女性」は見えないところにも気を配れる

第2章 「おばさん」と「大人の女性」の違いはわずかな差
~オバ化をストップして年齢不詳のキレイな女性に

第3章 男性との距離「45センチ以内」に「10秒」で入るために
~あっという間にすんなり距離を詰めるモテ技巧

第4章 じつは男性を遠ざける「こんな女」にはならないで
~モテる女だけが知っている「男の本音」とは?

第5章 言葉を装えないようでは、男性の気を惹けません
~モテる女は「言葉の使い方」を知っている

第6章 男性が夢中になる"セックスの正解"を教えます
~「誰にも相談できなかった」悩みに答えましょう

 数ある秘密の中から、ここでは3つ紹介しよう。

「ルックス」 後頭部は盛って赤をまとい、2種類のハイヒールを買う
「コミュ術」 スマホを使って男性の45㎝以内に10秒で入る
「恋愛テク」 男性には上手に「飢餓感」を与えて追ってもらう

 あれもこれもやりましょうではなく、「『これならできそう』と納得できた部分だけ実践してくださいね」「いちばん重要なのは『あなた自身が幸せである』かどうか」と、あくまで自分軸を持ち、自分に合うものを取り入れることをすすめている。

何が必要・不要かを見極める

 「気づいたら"フツー"のおばさんになっていませんでしたか?  鏡の中のあなたは、女性としての人生を楽しめていますか?」――。蒼井さんの公式サイトにあるこれらの質問に、まったく同感だ。

 個人的な話になるが、評者は30代半ばを過ぎた頃から体型をはじめ端々に年齢を感じはじめた。自然に任せているだけでは、ひたすら残念な変化をたどっていくことになり、ますます自信も失っていく。本書を読んで思ったのは、堂々としていて美しい女性は、その自信の裏付けとなる努力を惜しむことがない。現在の自分に胸を張れないのは、年齢のせいではなく、何もしてこなかったから。

 最後に、いつまでも魅力ある女性をめざすにあたり、心にとめておくべきことを紹介したい。

「情報に踊らされず、何が必要で何が不要なのかをハッキリさせることが非常に重要です」
「私の場合、自分を飾る宝石や高級ブランド品、ドレスにお金をかける時代は卒業しました。いまは、しなやかな筋肉のついたスリムなボディと......知識や学びをくれる書物や経験、ともに切磋琢磨できる知人友人・家族との時間に重きを置いています」

 一度現在の自分の棚卸をして、軸を一本持つ。大切なのは、そこからはじめることだ。

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