からだの機能やトレーニングについて以下の文章で正しいのはどれだろう?
・年をとれば身体機能が衰えるのは当たり前だ ・ウォーキングだけでも足腰は強くなる ・肉を食べれば筋肉が増える ・筋トレは毎日つづけるべきだ ・筋肉痛になるほど運動してはいけない
本書『定年筋トレ』(ワニブックス)の著者で、京都大学名誉教授(スポーツ医学)の森谷敏夫さんによると、答えはすべて誤りである。
トレーニングを始めれば体内にさまざまな好循環が起こるという。ただし、ウォーキングだけで筋肉が増えることは期待できないそうだ。たまにダッシュしたりスピードを徐々にあげたりして負荷をかけなければならない。また筋トレには休日も必要だ。
60代で少々ハードなトレーニングをしても体は適応し、筋肉はつき、健康なからだが手に入るという。定年後こそ、これまでの負の連鎖を断ち切り、生まれ変わるチャンスだと吉田さんは力説する。
自宅での自重をつかったトレーニングに始まり、ジムでの効果的なトレーニング法を伝授している。食生活も重要で、炭水化物60%、タンパク質20%、脂質20%がおすすめのエネルギー摂取比率だという。糖質制限をしすぎると筋肉は減る。
トレーナーの吉田直人さんの模範写真がついているので、スクワットやヒップリフトなどの正しいやり方がわかる。
スポーツクラブやジムが長続きしなかったり、休眠状態だったりする人も多いだろう。筋トレは自宅でも出来るし、ジムをつかえばさらに効果的なこともわかる。無理なく健康寿命を伸ばすためのノウハウがいっぱい詰まっている。これなら長続きしそうだ。
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