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沖縄・米軍基地の「県外移設」というアクチュアルな問題提起を行う画期的論考! 集英社新書『沖縄の米軍基地 「県外移設」で考える』、6月17日(水)発売!

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 「本土」の人間が安全保障を求めるなら、
また平和や「安保廃棄」を求めるなら、
基地を引き取りつつ自分たちの責任でそれを求めるべきであり、
いつまでも沖縄を犠牲にしたままでいることは許されない。  ――終章より

2012年1月刊の集英社新書『犠牲のシステム 福島・沖縄』(6刷・28,000部)の姉妹編となる本著において、哲学者の高橋哲哉氏は“ヤマト”の知識人として初めて「在沖米軍基地」の本土移設を主張する。誰もが目を背けてきた“本土の平和・護憲運動”と“沖縄への基地封じ込め”の不幸な癒着関係に対して、論争的な問題提起を行う。
2014年の沖縄知事選と衆院選では、本土とは異なる明確な民意が示され、辺野古への基地移設問題が注目されるなか、沖縄の現状に深く切り込むことにより「日本よ、在沖米軍基地を引き取れ!」と訴える沖縄の声にアクチュアルに応答した、画期的な論考です。

【本書の内容 ――目次より】
第1章 在沖米軍基地の「県外移設」論とは何か

憲法九条にノーベル賞を?/「本土の人間がなしうる唯一の行動」とは/
「現状維持」でよいのか?/県外移設とは何か?/
県外移設と国外移設/「沖縄の心が本当におわかりならば…」/
権力的沈黙/安保が必要だというのなら

第2章 米軍基地沖縄集中の歴史と構造

基地はなぜ沖縄に/日本政府が求めた海兵隊の「沖縄駐留維持」/
繰り返される「押しつけ」と「引き留め」/「ご安心いただきたい」/
軍事的には「沖縄でなくても良い」/鳩山を追い詰めた官僚サイドの要求/
県外移設を阻むのは「本土」の日本国民/「自分のところには持ってくるな」/
「本土」国民の圧倒的多数が日米安保条約を支持/
在日米軍基地をめぐる根本的な矛盾/天皇メッセージの象徴性

第3章 県外移設を拒む反戦平和運動

県外移設を遠ざけてきた「反戦平和」/「安保廃棄、全基地撤去」はいつまでに/
県外移設で困難になる「連帯」とは/沖縄は「反戦平和」のためにあるのではない/
沖縄米軍基地は「本土」が引き受けるべきもの/なぜ沖縄で「軍隊の解体」?/
犠牲の移転か/「本土の沖縄化」という言葉

第4章 「県外移設」批判論への応答

知念ウシ氏と石田雄氏との往復書簡/戦後民主主義の政治学と県外移設/
沖縄は基地を「黙認」してきたのか?/県外移設論も「平和に生きていく場」を求める/
県外移設論は「人種主義」による政治の破壊か/
県外移設論と人種差別的排外主義は並列するのか/
「日本人よ!」と名指すことの意味/ポジショナリティは「やめられる」/
日本人/沖縄人、二項対立の「脱構築」/
「まっすぐ」な人々と「倒錯」した人々の「切れ目」/県外移設要求は排除できない

終章 差別的政策を終わらせるために

県外移設要求に応えるのが「本土」の責任/
韓国併合の論理を反復する「中国脅威論」/「属国」論は責任を解除しない/
沖縄独立後は「本土」が基地を引き取るのが理

【著者プロフィール】
高橋 哲哉(たかはし てつや)
一九五六年福島県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。
専攻は哲学。南山大学講師を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。
著書に『逆光のロゴス』『記憶のエチカ』『デリダ 脱構築』『戦後責任論』
『歴史/修正主義』『証言のポリティクス』『反・哲学入門』
『教育と国家』『靖国問題』『犠牲のシステム 福島・沖縄』ほか多数。

【集英社新書ホームページ】
http://shinsho.shueisha.co.jp/

 

[書名]
沖縄の米軍基地 「県外移設」で考える

[著者]
高橋哲哉

[発売日]
2015年6月17日(水)

[定価]
本体720円+税

http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-720790-3&mode=1

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