読むべき本、見逃していない?

世界と日本は何が違うのか? 画期的な“サッカー比較文明論”! 『メッシと滅私 「個」か「組織」か?』(集英社刊)

  「メッシ」とは、「個」を強く意識する社会に育ったプレーヤーの象徴だ。
 いっぽう「滅私」は、「個を殺してでも組織のために戦える」という特徴を持つ、
日本人プレーヤーの姿を現している。
 この違いについて、筆者自身のドイツでの生活経験や、
日本の“海外組”プレーヤーへの10年近くにわたる取材に基づいて構成した。
 (「はじめに」より)
 
 もはや〝国民的行事〟となった感のある、サッカーW杯。
ヨーロッパでプレイする「海外組」が主体となった日本代表は、以前とは違い、
技術や戦術では「世界」と遜色ないレベルに達したようにも思える。
 しかし、大一番で勝負を分けるのはメンタリティだ。
そのメンタリティを形成する文化的背景とは何なのか?
 ドイツサッカーでのプレイ体験もある著者が、深刻なカルチャーギャップを
体感した選手たちへの取材を元に、大胆な“サッカー比較文化論”を書き下ろした。
 本田圭佑、岡崎慎司、長友佑都、松井大輔、槙野智章、宮本恒靖、宇佐美貴史、
奥寺康彦、パク・チソンなど、現役選手や関係者の貴重な証言が満載!

【目次より】
◆第1章 自己主張◆
本田圭佑の原体験/ザックも感じ取る「個」の違い/「男子W杯で3位以内」の非キリスト教国はトルコだけ/罪の告白から「個人」が生まれた/本田には「パーソナリティ」がある?/黙してプレーする岡崎慎司/槙野智章が目にした衝撃
◆第2章 上下関係◆
パク・チソンの困惑/ヒディンクの起こした「文明の衝突」/矢野貴章が痛感した「監督にも上下関係なし」/宮本恒靖は、監督室のドアを三度ノックした
◆第3章 自己責任◆
酒井高徳が見たドイツの「個」/フランスのセンターバックは自己責任が守る/3バックは東アジア的な戦術?
◆第4章 専門性◆
パク・チソンと奥寺康彦の共通点/「両利き」が重宝される/宇佐美貴史の挑戦と挫折
◆第5章 「文明の衝突」エピソードあれこれ◆
ゲルマン魂=キリスト教の予定説!?/アルゼンチン・日本・韓国の化学反応/「海外組」を分類する
◆第6章 日本代表での「文明の衝突」◆
オフトとトルシエ/ジーコ・ジャパン「分裂」の背景/オシムの「代表チームの“日本化”宣言/欧州化へと向かうザック・ジャパン/ザックは日本人を誤解している?/本田のコメントの真意とは

【著者プロフィール】
吉崎エイジーニョ(よしざき エイジーニョ)
1974年生まれ。ライター。大阪外国語大学朝鮮語科卒業。2005年にドイツに移住し、現地10部リーグで1シーズンプレイした経験を持つ。サッカーなどを中心に各誌で執筆。著書に『オレもサッカー海外組になるんだ!』(PARCO出版)、『オトン、サッカー場へ行こう』(新潮社)、『学級崩壊立て直し請負人』(共著、新潮社)など。訳書に『パク・チソン自伝』(小学館集英社プロダクション)、『ホン・ミョンボ』(実業之日本社)など。

http://shinsho.shueisha.co.jp/

書名:メッシと滅私 「個」か「組織」か?
著者:吉崎エイジーニョ
発売日:2014年5月16日
定価:本体700円+税

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