鼻毛が出ている人から理路整然としたキレキレの説明を受けても、どこか間の抜けた感じが残る。そう、鼻毛が出ている人はダメ。成功するための作法から逸脱している。
嫌いな上司とまっとうに付き合うと、イライラや不快感が募る一方で、仕事は悪いほうへ悪いほうへと流れて行ってしまうものだが、それを解消するための作法はなにか? 「あの人の余命は半年と思うこと」。かわいそうにという憐憫で、まったく腹が立たなくなる。仕事がはかどります。
忙しいときにバタバタして、傍目にもあの人は忙しそうだねと思われるのは、作法に反している。成功する人は、どんなに忙しくても、忙しく見えない。静かに淡々と仕事をこなしていく。つねに冷静にものごとを見つめ、進められるからこそ、成功するのだ。
著者の立川さんは、成功された200人以上の経営者のゴーストライターとして、本を書いてきました。そして見つけてしまったのです。成功者には、ある共通の性質や行動パターンがあることを。本書では、それを「作法」と呼んでいます。まさしく所作、ふるまいを律する作法なんです。
見つけてしまった作法を、そのまま実践している立川さんは、年商10億の和コスメ・ブランド、まかないこすめを経営しています。まだまだ飛躍していくことでしょう。あなたも成功する作法を身につけましょう。まずは作法を知るところから。まだ遅くありませんよ。
書名:成功を手にする人のちょっとした作法
著者:立川竜介
発売日:2013/5/23
定価:1,470円(税込)